古事記ダイジェストAMATERAS CODE 2日目

古事記ダイジェスト2日目
今日は古事記編纂の経緯を
ざーっと説明します。
その前に、古事記は正式には
「ふることのふみ」と読みます
天武天皇の命により
古事記の編纂はスタートしましたが
時代背景として
天武天皇の前の天智天皇のとき
日本(やまと)は
朝鮮半島において
唐・新羅の連合軍に大敗
いわゆる白村江の戦い
朝鮮半島南部の権益を
一切失うこととなり
外交、内政的に窮地に陥ります
民の心がバラバラ状態
それを心配した天武天皇
国をまとめるために
史書の編纂を命じます
国をまとめるには
アイデンティティの確立強化は
いつの世でも必須ですからね
今の日本に最も必要ではないかと
編纂を担当したのは
太安万侶と稗田阿禮という
大天才の二人が抜擢されました
ちなみに
太安万侶さんは
奈良橿原の太神社(おおじんじゃ)
稗田阿禮さんは
奈良郡山(だったかな?)の
讀太(めた)神社にお祀りされています
阿禮さんは暗記の大天才
一度見聞きしたことは絶対忘れません
編纂資料を30年間暗記し続けます
ところで漢字伝来以前は
日本には文字が無かった、とされていますが
これ、非常に怪しいのです
ヲシテ、カタカムナ、トヨクニ等
神代(じんだい)文字の存在を
考古学者を自負する学者達は
一切否定します、にせもの、だと
証拠はあるんですけどね
朝廷への公式文書として
神代文字で献上しているからです
その神代文字、相当数、
種類があったようです。
すべて、字体が違うのです。
これ効率的に収集するのには
暗記が早くないですか?
だから、阿禮さんが必要だったのです
神代文字が遺跡で出土しないので
学者がニセモノと断定するわけですが
その出土しない訳として
焚書が考えられます
漢字は秦の始皇帝の時代に発明された
と言われていますが、
実はこのとき、始皇帝
漢字以外の文字を全て破棄させました
本や文書を焼き捨てる、それが焚書です
1個に統一したほうが効率がいいですからね
これと同じことを
日本でもやった可能性があります
ちなみに
漢字は漢民族が作ったとされていますが
それ、間違いです。
おそらくツングース系でしょう
遺伝子的に日本人(倭人)に近いのです
鹿児島など日本各地で
シュメールのクサビ文字が見つかっていますが
もしかしたら
漢字は日本発祥かもしれませんね
話がだいぶ逸れましたw
膨大な資料の整理に追われ
その資料を阿禮さんは暗記し続けますが
30年以上経過しても終わりが見えない
そんな折、元明天皇から勅命が下ります
古事記を提出せよ、と
大天才、太安万侶さんは
3ヶ月程度で古事記をまとめ上げ
元明天皇に納めました
その約8年後、日本書記が編纂されます
古事記の編纂経緯は大方この通りです。
明日から本編に入ります
宇宙創成を記した?
天地開闢(てんちかいびゃく)です

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韓半島4世紀ごろ