古事記ダイジェストAMATERAS CODE 7日目
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古事記ダイジェスト7日目
最初の神生みで十柱の神が生まれました
9番目、10番目に誕生した
速秋津比売(ハヤアキツヒメ)
の水門を司る夫婦神は、
水に関する八柱の神を生みます
10-1.沫那芸神(アワナキ)
10-2.沫那美神(アワナミ)
二神は波を司る神です
波の周期は陰陽ですね
10-3.頬那芸神(ツラナキ)
10-4.頬那美神(ツラナミ)
二神は護岸の神様で
護岸には右岸、左岸があります
10-5.天之水分神(アメノミクマリ)
10-6.国之水分神(クニノミクマリ)
二神は分水嶺の神様らしいです
天は、企画、監修、まとめ、監督
国は、管理、運営(実働)でしょう
10-7.天之久比箸母智神(アメノクヒザモチ)
10-8.国之久比箸母智神(クニノクヒザモチ)
二神は水を汲む瓢箪の神だそうです
治水、用水の神様のようですね
水関係は生活に一番影響を及ぼします
利水、治水、防災の観点から重要です
次にイサナキ、イサナミの二柱は
野山、陸地に関する神々を生みます
風の神様です、陸風でしょうか
12.久久智能神(ククノチノ)
木の神様です、大地には緑は欠かせません
13.大山津見神(オホヤマツミ)
山の神様です、日本の総山神です
この神様は日本形成の根幹に
深く関与していく、重要なキーゴッドです
野原の神です、別名は野椎神(ノツチ)
大山津見さんと鹿屋野比売さんは夫婦です
陸に関する神様八柱を生んでいきます
14-1.天之狭土神(アメノサツチ)
14-2.国之狭土神(クニノサツチ)
山と野の境を管理する神様のようです
天と国で受け持ち分担されています
14-3.天之狭霧神(アメノサキリ)
14-4.国之狭霧神(クニノサキリ)
二神は霧を司る神様のようです
霧は温度差で発生しますが、その温度は
農作物や酒造りには欠かせませんね
14-5.天之闇戸神(アメノクラト)
14-6.国之闇戸神(クニノクラト)
二神は谷を司る神様のようです
谷は河川の源流でもあり
肥沃な土の生産拠点でもあり、また
災害に注意しなければならない箇所です
14-7.大戸或子神(オホトマトヒコ)
14-8.大戸或女神(オホトマトヒメ)
窪地の神様のようですが、「大戸」とあるの
ため池やダムの放流口を司る神かもしれません
大事忍男神から大戸或女神まで計30柱
10→8→4→8の順序ですね
統合→飽和→空間の形成→飽和、となるようです
ここまでで社会インフラの基本は整ったようです
神生みは続きますが
イサナキ、イサナミ夫婦に災難が降りかかります